助動詞canとは、主に「~できる」ということを表現したいときに使うものです。今回は、助動詞canの使い方について説明しようと思います。
改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本 [ 濱崎 潤之輔 ] 価格:1320円 |
助動詞について
助動詞とは、動詞と一緒に使うことで、動詞に意味を加える働きがあります。助動詞を使うときは動詞の前に置き、動詞を原形にします。(助動詞+動詞の原形)と覚えておきましょう。
canの意味のついて
canは全部で4つの意味を動詞に加えることができます。
①可能(~できる)
(例)I can swim fast. 私は速く泳ぐことができる。
②許可(~してもよい)
(例)Can I use your pen? あなたのペンを使ってもいいですか。
③推量(~かもしれない、~のはずがない)
(例)She can't be angry. 彼女が怒っているはずがない。
④依頼※疑問文で (~してくれませんか)
(例)Can you close the door? ドアを閉めてくれませんか。
がっちゃん英語 キミに読ませたくて創った文法書 [ ごく普通の外国人 がっちゃん ] 価格:2420円 |
canの否定文
canの否定文は、canの後にnotを入れることで作ることができます。
(例)I can swim fast. 私は速く泳ぐことができる。
I can not swim fast. 私は速く泳ぐことができない。
can notは短縮形があり、can’tまたはcannotと1語にすることができます。
canの疑問文
canの疑問文は、canを先頭にすることで作ることができます。もともと大文字だった主語を小文字に直すこと、最後にクエスチョンマーク(?)をつけることは忘れないようにしましょう。
(例) He can speak English well.彼は英語を上手に話すことができる。
↓
Can he speak English well?
↓
Can he speak English well? 彼は英語を上手に話すことができますか。
canの疑問文の答え方
canで聞かれた疑問文に答えるときは、必ずcanで答えます。
(例)Can he speak English well?
Yes, he can./ No, he can't.
いかがだったでしょうか。canは文の形だけなら(can+動詞の原形)を覚えるだけなので、作りやすいと思います。意味がいくつもあるので最初は混乱するかもしれませんが、基本的な意味は「可能なのかどうか」ということです。それが派生していろいろな意味が出てきています。そのことを覚えておきましょう。
見ていただきましてありがとうございました。
コメント